
ダニは身近な害虫と知られていますが自然界においては天敵となる生物が存在しており、その関係性を理解することはダニ対策のヒントになります。
まずダニの天敵と代表的なのがツメダニという捕食性のダニです。
ツメダニはヒョウヒダニやコナダニなどを捕食して個体数を抑える働きをしますが人間にも刺すことがあるため、屋内の繁殖には注意が必要です。
次に屋外環境ではクモやカマキリ、小型の昆虫などもダニの天敵と機能しています。
特に植物や土壌に生息するダニには捕食者による自然なバランス調整が働くため、農業分野では天敵を利用した生物的防除が注目されていると言えます。
屋内の対策とは天敵の導入こそ難しいものの、ダニが好まない環境を整えることで間接的に繁殖を防ぐことができます。
たとえば乾燥した環境や低温下ではダニの活動が鈍るため、除湿機や空気清浄機を活用することで発生を抑制することが可能です。
近年では天然由来成分を利用した忌避スプレーや防ダニ加工の寝具なども登場しており、これらも広義の意味で「天敵的存在」と活用することができます。


