
ヒョウヒダニとチリダニはどちらも家庭内で多く見られるダニの代表的な種類ですが、それぞれに異なる特徴や影響があるため正確な理解が必要です。
まずヒョウヒダニは主に寝具やカーペット衣類などに生息し、人間の皮膚やフケホコリなどの有機物を餌と生活しています。
一方チリダニは分類上ヒョウヒダニ科に含まれることもあるため混同されやすいのですが厳密にはヒョウヒダニの一種であり、さらに細かい分類があることを知っておくとよいでしょう。
チリダニは家庭内のホコリや食品のカスを好み室内のあらゆる場所に分布していますが、特に湿気が多く風通しの悪い場所で繁殖しやすい傾向があります。
両者に共通するのは人を直接刺すことはないものの、その排泄物や死骸がアレルゲンとなり喘息やアレルギー性鼻炎などを引き起こす原因となる点です。
ただしチリダニは繁殖力が非常に高く、アレルギーの原因物質となる量も多いためより深刻な影響を及ぼすことがあります。
見た目では区別がつかないため専門的な検査を行わない限り種類の特定は難しいものの、発生場所や症状の程度によってある程度の推測は可能です。

