
ダニは家庭内に多く生息している厄介な害虫ですが、水中に関しては意外と知られていない特徴を持っています。
結論から言うと、多くのダニは水中で長時間生きることはできません。
特に家庭内に多く見られるチリダニやコナダニなどは気門と呼ばれる呼吸孔で空気中の酸素を取り込む必要があるため、水に沈むと呼吸ができず短時間で死に至ります。
この点において、水はダニにとって弱点といえるでしょう。
ただし中には水辺に適応した種も存在し、たとえば水生ダニと呼ばれる一部のダニは淡水環境に棲息しており鰓のような器官を使って水中の呼吸を行います。
しかしこれらの水生ダニは家庭に侵入することはほとんどなく、一般家庭で問題となるダニとは別種です。
したがって布団やカーペットに潜むダニの対処とは、洗濯や水洗いが有効です。
60℃以上の熱水にさらすことでダニは確実に死滅し、あわせて乾燥機を用いることで死骸やフンも除去しやすくなります。
掃除機だけでは繊維の奥深くに入り込んだダニを完全に取り除くのは難しいため、定期的に水洗いできるアイテムを使用することが推奨されます。


